2011年10月17日月曜日

無縁と有縁



いなのの酒所にある本泉寺、堂宇の東にある霊園に入る。



刻まれた文字の多いものはとりあえず読んでみる、


先生諱興賢字達夫号杏…
姫路三木氏之子嗣摂州…
吉田了遠初称俊介後三…
舒庵先生精医術通経史…
性嗜酒被酔揮筆飄逸潚…

舒庵先生は医術と経史に通じ
酒好きで酔っ払って筆を執ると伸びやかで粋だった…。

酒好きの文人を褒める紋切り型の句という気はするが、嬉しいじゃないか。


塵気弘化二年丙午四月十…
歿年七十四妻岡田氏生二女…
先歿養姪柔直為子又先歿…
三………


他の墓石や縁石に遮られて読めない。





無縁の墓石がピラミッド状に積み上げられているのを見るが、これは吉田氏の墓所と覚しい。





これは帰途、劇場の裏の地蔵達。


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